地元の防災マップ

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8.5豪雨当時の空撮写真を表紙にした記録資料

8.5豪雨当時の空撮写真を表紙にした記録資料

 

平成30年7月西日本豪雨により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
連日テレビに映し出されるニュース映像などを見ながら思い出したのは、1986年に地元を襲った【8.5豪雨】のこと。
本流の大きな川が増水して支流の川の水が行き場を失い、その結果氾濫してしまうという【バックウォーター現象】によるものでした。

 

我が家は高台にあるので浸水被害とは無縁でいられましたが、今回の西日本豪雨のように数日でひと月分の雨が降ったら、高台ごと崩れる可能性は否定できないわけで・・・
もちろんこんな水害はそう簡単に起こらないとは思ってますが、8.5豪雨からはすでに30年以上経っているし、いつ想定外の豪雨に襲われても不思議ではないんですよね。

 

地元の防災マップ

地元の防災マップ

 

今回の西日本豪雨では、各戸に配布されていた防災マップが読まれることなく放置されて役目を果たさなかったという報道もありました。
そう言われると自分もそうです。
春先に配布されたことは覚えてますが、棚の上に無造作に置いてそれっきり放置状態。
なので、このままじゃいけないと思い、しっかり確認しました。

 

避難所一覧が載ってるのは当然と思ってましたが、洪水のときは使えない避難所や、災害の状況のよっては使用不可になる避難所がちゃんとわかるように記載されていることは知りませんでした。
これは事前に知ってるのと知らないのとでは大違いだと思います。
たとえば移動が困難な高齢者を同伴しているなら、初めから使用不可にならない避難所に行くことも可能ですからね。
マップでは洪水浸水想定区域が浸水深ごとに色分けされていたり、地滑りや土石流などの土砂災害の警戒区域・危険区域なども記されていて、生活エリアの災害リスクが一目瞭然。
自宅が浸水想定区域から外れていると、「ウチは大丈夫だ」で終わってしまいがちですけど、出先から帰宅することを考えて、どのルートが安全で、どのルートが危険かということを事前に確認しておくことも必要だと思いました。

 

 

でも防災マップは特定の条件を前提にして作られているもの。
地元の防災マップの場合は2日間の総雨量が323ミリという前提で作られているので、記録的短時間大雨情報が出るようなゲリラ豪雨の場合のことは想定されていません。
そういう意味では万全ではないかもしれませんが、防災マップの内容を把握しておくだけでも減災につながるのではないかと思います。
「防災マップなんて持ってないよ」という人は、市役所等のHPで公開されている場合もあるので、確認してみてください。

 

余談ですがスマホについて。
仕事用とプライベート用に分けて2台持ちしてる人もいると思いますが、東日本大震災当時は私もドコモとソフトバンクの2台持ちしてました。
「1人で2台なんてホントに必要なのか?」とか散々責められてましたが、震災直後の電話がつながりにくい時期はとても助かった経験があります。
ドコモはつながらないけどソフトバンクはつながったとか、ソフトバンクはつながらないけどドコモはつながったということですけどね。
母親が要介護状態だったので、「避難のため自宅を離れました」とか、「救急搬送されて入院しました」とか、ケアマネさんに連絡を取りたい場面が多々あったのです。

 

今もキャリアによってつながる・つながらないがあるかどうかはわかりませんが、災害時のことを考えるとキャリアを分けて2台持ちするのもアリなのかな・・・と思ったりします。
まぁ経済的に2台持ちするゆとりがあればのことですけど。

 

防災マップの活用によって、災害で失われる命が少しでも減ることを願います。

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