前回の投稿で触れましたが、先週の木曜日(10月4日)、福島テレビのキャラクター ふくたん にプレゼントを持って行きました。
ありがたいことにプレゼントした当日から【ふくたんの掛け布団(毛布)】として FTVテレポートプラスのお天気コーナーで利用されることになり、放送前に『今日の放送から使わせていただきます』と連絡をいただいたわけですが、同時にある相談を受けました。
『テレットという番組のキャラクターが誕生したので、これをぬいぐるみにしたいのですが、「このプレゼントを作ってくれた人にお願いできないかな?」という話が出まして・・・お願いできないでしょうか?』
というもの。
失業手当の受給期間はすで終わってるし、どう考えても職探しを優先しなければならないんですけど、材料費は払ってくれるというし、謝礼もいただけるというし、なにより作りたい気持ちのほうが勝ってしまって断れませんでした。
で、先週末黙々と作り続けた結果、出来上がったテレットがコレ↓

自立型テレットと自立しないテレット
なぜ2体あるのか?
それは先に作り始めた自立タイプのほうを完成させる自信がなくなり、急遽もう1体作ったから。
“どうせなら自立するのを作りたい” と思って作り始め、 足とヒゲをつければ終わり というところまではサクサク進みました。
しかし足パーツの成形に思いのほか時間がかかったというか、足底と針金を組み合わせるところまではすんなり出来たのですが、そのあとどうやって立体的な足にすればいいか思いつかず、半日以上作業が停止して焦ってしまって・・・
納期を設定されたわけではないので焦る必要はなかったのですが、、性格上コレをやっている限り職探しを後回しにするであろうことはわかっていたので、制作開始時点から月曜日には納品するつもりでいたのです。
なので、自立タイプが完成しなくても納品できるように、土曜の午後からデザイン画そのままのテレットも作り始めたわけです。
そして日曜日の午前中には ヒゲをつければ終了 というところまで完成。

デザイン画と自立しないテレット
ここまできたところで気持ちに余裕が生まれたので、自立型テレットの足について再思考。
自分の頭の中だけでは完全にお手上げ状態だったので、ダメもとでGoogleセンセイにおすがりしたところ、検索結果の中から作業再開につながるヒントを得ることができ、作業上最大の難関(ワタシ的に)を突破することができました。

自立型テレットの足
ねじってあるのは胴体に突き刺す予定の針金です。
実はコレ、型紙を作って作業したわけではなく、なんとなくカットした針金を足パーツになるように加工し、その大きさに合わせてフェルトをカットして足底部分を作り、さらにその足底の大きさに合う感じで側面になるフェルトをカットして、足の形になるように縫った・・・という経緯をたどってまして、左右で大きさや形が違います。
なので、片足分を作ったあとは左右の見た目が似た感じに仕上がるように意識して作業しました。
(それにしても雑な作り・・・)
足パーツの次に悩んだのがヒゲ。
最初は手芸用のボンドでフェルトを貼り付けるつもりだったのですが、細く切ったフェルトはちぎれてしまってどうにもならないので却下。
無難にテグスを使うことにしたのですが、市販のぬいぐるみのようにテグスそのままの色ではテレットのアクセントにならないので、デザイン画と同様に着色しました。
着色に使ったのは茶色のアクリル絵の具。
まずテグスの巻き癖を取る方法を調べ、「軽く伸ばした状態でヘアドライヤーの熱をあてる」というのがあったので、その方法で巻き癖を取り、テレットの顔に挿し込む長さも考慮して必要本数分をカット。
着色するときは羊毛フェルトでマスコットを作ったときに使ったマットがあったので、そこにテグスを突き刺して固定し、ペットボトルのフタの中に絵の具を出して細筆で塗りました。

着色したテグス
そして絵の具を乾かす時間を利用して、自立型テレットの足パーツの針金を胴体に挿し込み、フェルト部分を縫い合わせて針仕事は完了。
自立型テレットは立つかどうか自信がないまま作ってたので、全身を縫い終わってちゃんと立ったときは心底ホッとしました(^_^;)
作業のラストはヒゲの取り付け。
これも “テグスではフェルトに刺さらないしどうしよう・・・” と悩んだのですが、試しにエレキギターの4弦の切れ端を刺してみたらイイ感じの穴があいたので、ヒゲ6本分の穴をあけ、着色しなかった部分に手芸用ボンドを付けて1本1本挿し込みました。
以上でテレット制作の全工程が終了。
材料はすべて100円ショップで購入し、合計で1,600円ちょっと。
日曜日の夜に2体とも完成したので、予定通り月曜日に納品することが出来ました。
デザイン画そのものをフェルトにあててカットしたので、わたを入れる前の見た目は一卵性の双子レベル。
最初から縫いしろ等をちゃんと考えてカットしてたらもっとかわいくなったかも。

わた詰め前の顔
後ろ姿はこんな感じです。

テレットの後ろ姿
足を作るのに行き詰まったり、大きい裁ちばさみで目のパーツをカットするのに何度も失敗したり、大変なことはありましたが、単なる視聴者でしかない私にテレットの制作依頼をしてもらえたこと、作ったテレットを見て喜んでもらえたこと、とてもうれしかったです。

デザイン画と2体のテレット
ちなみにこのテレットは納品当日からテレポートプラスのお天気コーナーで使っていただいてるのですが、数日前まで手元にあったモノがテレビに映ってるとか、自分の作ったモノがたくさんの人の目に映ってるとか、なんか言葉にできない不思議な感覚です。
これからはヒザと腰の痛みをごまかしながら生計費を得るための求職活動に専念しなければならなくて気が重いですが、今回の貴重な経験は職務経歴書の自己PR欄にしっかり記載しようと思います。
でも創作意欲を掻き立てられている状態で職探しするのツライな・・・

