体調不良で退職してから間もなく5ヶ月経つというのに未だ再就職できないニャン介です。
再就職できてないので今すぐ必要というわけではありませんが、本来なら離職後1ヶ月程度を目安に受け取れるはずの源泉徴収票、まだ受け取ってないんですよね・・・
ちなみに1月半ばに雇い止めになったコンビニの源泉徴収票は、自分からの催促 + 税務署への【源泉徴収票不交付の届出書】提出 + 元同僚経由での催促を経て10月になってようやく受け取れました。
といっても昨年分のみですが。
その後、元同僚に『源泉徴収票は受け取れたけど、なぜか去年分だけだったんだよね・・・どうせ発行するなら今年分も発行してくれればいいのに』と伝えたら、この件をオーナーに確認してくれまして、オーナーは、『今年の分は来年にならないと手続きできない』と話していたそうです。
いやいやいや、源泉徴収票って本来なら従業員の退職後1ヶ月以内に渡さなきゃならないものですから!
年末に退職した場合ならともかく、再就職先に提出するような書類が翌年にならないと発行できないなんてそんなバカな話どう考えたってあるわけないじゃないですか。
でもまぁ昨年分の源泉徴収票を受け取って、還付申告するための資料は全て揃ったので、とりあえず国税庁のWebサイトにある【確定申告書等作成コーナー】で入力フォームに必要事項を入力してプリントアウト。
プリントアウトした理由は、ICカードリーダライタを持ってなくてe-Tax(電子申請)を利用できないから。
翌日、作成した書類に源泉徴収票や生命保険の控除証明書を添えて税務署に持って行ったのですが、受付時に『不備があったら連絡します』と言われたものの特に問題はなかったようで、還付金は2週間後に受け取ることが出来ました。
次に気になるのは来年の還付申告。
かりに再就職できたとしても、以前の職場から源泉徴収票を受け取れなければ年末調整は受けられません。
さらに今年は源泉徴収済みの雑所得が発生しているので、たとえ年末調整を受けられたとしても、還付申告して取戻さなければ損してしまう・・・
もちろん来年も今回のようにWeb上で書類を作って税務署に提出すればいいだけの話ですが、国税庁のWebサイトで気になる記事を見つけました。
それは来年1月からスマホやタブレットでも e-Tax が利用できるようになるというもの。
IDとパスワード発行のために対面での本人確認が必要で、事前に税務署に出向く必要がありますが、その手続きをすればPCやマイナンバーカード、ICカードリーダライタを持っていなくても、e-Taxを利用できるようになるそうなんです。
昨年はマイナンバーカードを持ってない状態で確定申告の書類を作成したので、e-Taxが利用できなくても特に何も感じませんでしたが、今年は『ICカードリーダライタさえあればe-Taxで申告完了できたのに・・・』という思いが強くてですね、『再就職が決まってからでは税務署に来る時間はないかもしれない!』ということで早速IDとパスワードを発行してもらいました。
下の画像は本人控えとして受け取った書類の一部分です。
念のために言っておきますと、画像の中には載ってないですが、【ID・パスワード方式】は、マイナンバーカードとICカードリーダライタが普及するまでの暫定的な対応と書いてあるので、いつまでこの方法で申告できるのかはわかりません。
つまり私の場合は早めにICカードリーダライタを買わなければならないということですね。
いろいろ書きましたが、詳細は国税庁のWebサイトの中でお確かめください。
しかし退職して数ヶ月経っても源泉徴収票がもらえないというのは困ったものですね。
税務署で相談したら、 【退職後1ヶ月以内を目安に渡さなければならない】という知識のない事業主も多い らしく、当然 退職者に対して源泉徴収票を発行しないことは違法行為になる という認識もないと聞きました。
従業員の年末調整と同じタイミングでやればいいとか、その時期にならないと出来ないと思っているケースが多いそうです。
事業主にも必要な知識の有無を問うような資格試験があればいいのに・・・
現時点では確定申告と無縁の人も、失業時や副収入などが発生したときのために知識を得ておくことをおススメします(^^)