新しい年が始まったと思ったら、もう月末になってしまって・・・早いですね。
年末年始にワードで縦書き文書を作成したことで、縦書きの文章を読むチカラが衰えたなと痛感したのですが、同時に20代の自分がライトノベルを書くつもりでいたことを思い出しました。
当時、東京在住の身内に福島で放送されていないアニメの録画を頼んでいて、帰省のタイミングでビデオテープを受け取っていたのですが、その中に神坂 一さんの【スレイヤーズ】があったのです。
アニメを見てるうちに原作にも興味が出てきて、本屋さんに行ってみたら売っていたので購入。
ほぼ同時に月刊ドラゴンマガジン(現在は隔月刊)も買うようになり、スレイヤーズ関連の書籍もいろいろ購入。
その後、【ロスト・ユニバース】と【魔術師オーフェンはぐれ旅】に惹かれたことや、小説を読むよりマンガを読むほうがラクということもあって、現在は廃刊になっている月刊ドラゴンJrと月刊コミックドラゴンも購入。
コミックドラゴンは【天地無用!魎皇鬼】が読みたくて買ってたのかな?
自分で言うのもなんですが、1998年に購入したマンガ雑誌を未だ捨てずに持っていたとは思いませんでしたw
これらの作品にハマっていたのが20代半ばから後半にかけての時期で、その頃に『書きたい』と思っていたんですよね・・・
とはいえプロットをまとめたとか、原稿を書いたとかは一切なかったはず。あるとすれば、ワープロ専用機でちょこっと書いたのをフロッピーに保存したことがあったかな・・・という程度。
もう昔過ぎてその辺の記憶もあやふやになっています。
これらの記憶を思い出した2019年。
声優さんが好きなので、声優さんに釣られてアニメを観始めることも多いのですが、今月は石川界人さんに釣られて観たアニメがありました。
タイトルは【盾の勇者の成り上がり】です。
初回の放送は1時間の拡大版だったのですが、あっという間にストーリーに引き込まれてしまいました。
20代の頃【スレイヤーズ】にハマったときと同じ感覚。
当然原作にも興味を持ったのでネットで調べてみたわけですが、この作品はアネコユサギさん原作で 小説家になろう という小説投稿サイトから人気に火が付き、そこから書籍化、アニメ化になった作品だそうです。
アニメ化されるライトノベルって、出版社主催のコンテスト等で何らかの賞を受賞した作品という固定観念があったので、『こういうルートでアニメ化される作品もあるのか・・・』とビックリしました。
で、初めて 小説家になろう のサイトにもアクセスしたわけですが、読みたい人のためには 小説を読もう! というリンクがあって、書きたい人も読みたい人も無料で利用できるというありがたい仕組みになっていました。
ネットでいろいろな情報を得ることができても、興味のない分野の情報に触れることはほとんど無いので、私にとってはカルチャーショックに近かったです。
それと日本語の小説を横書きで読むのも新鮮な感じがしました。
ちなみに【盾の勇者の成り上がり】は 小説家になろう で現在も連載中ですが、WEB版と書籍版、アニメ版には内容に差異があるとのこと。
無料で公開している小説が人気作品になって商品化されるなんて、小説投稿者のごくごく一部の人しか経験できないことかもしれませんが、半年以上も再就職が上手くいかないと気持ちが動きますよね・・・
『ラノベ書きたい』と思っていた自分を思い出したこともあり、先日新しいテキストエディタを窓の杜からダウンロードしました。
Windows用ですが、縦書き・横書き両方に対応したMeryというテキストエディタ。
縦書きのチェックを外すと横書きになります。
背景や文字の色はカスタマイズしたのでこんな色合いになっていますが、デフォルトは白い背景に黒文字です。
プログラミングのコードを入力するときにダークな画面で入力してるので、見慣れた色がいいと思ってこんな色合いに設定中。
文章を書くなら、プログラミングで使ってるAtomやBrackets、TeraPadでもいいのですが、これらは縦書きには対応していないので、『縦書きの使い心地も知りたいな・・・』ということでMeryも導入してみたわけです。
こんなことをしたところで、実際にラノベを書き上げるところまでいくのかどうかはわかりませんけどね。
ただ、せっかくなので思いついたことをPCに保存するくらいのことはしておこうと思います。
楽天ブックス 盾の勇者の成り上がり(MFコミックス フラッパーシリーズ)